
社会医療法人加納岩
理事長 中澤 良英
社会医療法人加納岩創立 70 周年を迎えて
戦後間もない昭和 26 年(1951 年)、旧加納岩町に当財団 (創立者 中澤忠雄) は
誕生し、地域の皆さまに支えられ、お蔭さまで 70 周年を迎えることができました。
温故知新、地域の皆さまと共に歩み続けます。
[Change]
変革の時代、未曽有のコロナ禍が重なり、私共はその只中に居ます。
[Challenge]
挑戦、困難な時、人、組織はその真価を問われます。原点に立ち (経営理念)
地域の健康と福祉に貢献すべく、私共は試練を乗り越えます。
[Communication]
挨拶と疎通:患者様の痛みを和らげ、心からいたわり (労わり)、不安や悩みを
軽減して、生活の場が確保されるよう的確な医療を提供するためには
必須事項であり、信頼とやりがいを得てチーム医療、地域医療を実践します。
[Compliance]
法令遵守、医療行為、業務全般に渡り、つねに法令のもとにあり、
倫理観、社会的な規範に裏打ちされたものです。
[Covid-19]
新型コロナウイルス感染症、パンデミック、変異株オミクロン、ワクチン接種、
クラスター予防、検査・診療体制。with Corona 通常医療維持と感染対策・医療安全対策は
車の両輪であり、病院運営・経営の基軸でもあります。
個人・部門、 各病院、財団内・外、地域との情報共有・連携が今後とも不可欠です。
[Continuity]
連続性、事業継続計画(BCP)、事業継続管理(BCM)に沿うもので
非常事態発生時、医療活動の回復・維持を最優先にします。
リスク管理はコロナ対策 から自然災害など多岐にわたり
随時見直しと訓練を要します。
[Community health & medical service]
地域医療、3病院(加納岩、日下部、山梨リハ)、財団内相互や全体での
連携 (肺・小循環)と、地域の多方面の方々、病院・施設などの組織との
連携(体・ 大循環)で、地域医療を実践します。
[Community comprehensive health care]
地域包括医療、3病院の持つ機能に新規事業の展開で、全人的かつ
急性期・回復期・生活期(維持期)と継続的、包括的医療を軸として、
峡東医療圏での地域包括ケアシステムの一翼を担う地域医療を実践します。
[Comfortable]
心地よく安らぐ環境と関わり。患者さまを心からいたわり(労わり)、病気の回復・
改善を計り、生活の場が確保されるよう努める信頼される病院、携わる職員が
お互いをねぎらい(労い)、やりがいのある、風通しの良い職場を目指します。
21 世紀のキーワードは、子ども・障がい者・高齢者です。病院づくりは地域おこ
しです。地域あってのわたしたちです。創立当初に思いを馳せ、万力林と笛吹川畔
豊かな緑と清流、この恵まれた環境を生かし、自立と自律をもって地域社会の
健康と福祉に貢献すべく職員一同努めます。

社会医療法人加納岩
副理事長 中澤 良太